中学生の時ファミチキを買って先生にガチ切れされた経験のある冨山です。
#ファミチキを買って怒られた男
今日友達と遊んでて、映画館に今やってる映画は何があるんだろうって観に行ったんです。
そのときに友達が12月25日に上映される『えんとつ町のプペル』を指さして、
「これキンコン西野が作ったやつでしょ?あいつ宗教じゃん。胡散臭い」
「前売り券もよく売れてるらしいけど、ズルしてるんでしょ?クラウドファンディングとか」
「信者ビジネス。信者がよく金出すもんだわ」
と言っていたんですね。
信者ビジネスとか言ってもエンタメなんて突き詰めれば宗教みたいなもんですし、
普通にすごいことなんだから素直に認めればいいのに。とイライライライラしながら話を聞いていました(笑)
(ちなみにRADWIMPSが優生思想ツイートで炎上したときに、RADWIMPSのファンは”信者”と呼ばれていたよ)
もう情報の良し悪しを「内容」ではなく、「人」で判断していて、「すべて間違っている!!」と野党的なスタンスになっちゃっているんですよね。。。
クラウドファンディングで前売り券販売なんて、チケットピアで音楽ライブのチケット販売する(予約販売)と何にも変わらないのに、イメージだけで否定しちゃう。
僕の説明が悪かったのもあるのかもしれませんが、シンプルにもったいなくないですか?これ。
インターネットが出てきたことで、あらゆる仕事が誰でも再現できるようになって、機能面での差別化が難しくなった現代(美味しいラーメンの作り方はググれば出る)で差別化図ろうと思ったら「ファンがいるかいないか」くらいでしかないですよ。
そんな時代にファンからお金回収するビジネスモデルを
「宗教」「胡散臭い」と否定するのってヤバくないですか?
というか、クラウドファンディングのビジネスモデル(お客さんからのダイレクト課金)否定するなら全アーティストは死にますね。
「クラファンじゃなくて西野を否定している」って言われそうだけど、それも西野さんのことちゃんとわかったうえで否定すればいいのにって思います。
先入観なしで聞いてもらえればたぶんそんなおかしな話はしてないと思うんだけどな。