冨山陽平のブログ🤗

中央大学で国文学を学んでおります。ゆる~~く続けていくつもりです。暇な時に見てくださいな

西野亮廣オンライン講演会part2 機能で差別化できない時代を僕たちはどう生きるか

※前回の記事の続きです。

 

toyawayhand.hatenablog.com

 

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▼機能検索→人検索へ

インターネットというものは僕たちの暮らしを大きく変えました。

 

「美味しいラーメンの作り方」というのは検索すれば出てくるし、「居酒屋のポテトサラダの作り方」も簡単に情報が手に入ります。

 

インターネットが入ってきたことで、情報のシェアが容易になりました。

 

こうなってくると、大体どこのラーメン屋さんも美味しいし、どこの家電屋さんも同じような値段になってきます。

 

昔みたいに高くてまずいラーメン屋みたいなものは無くなったということですね。

 

大体どこも安くて美味いお店なので、商品のクオリティ、つまり『機能』で差別化することが難しくなってきます。

 

僕たちがお店を決めるときの判断基準としては、前までは「安いお店に行く」とか「美味しいお店に行く」でした。

 

しかし、大体どこも安くて美味いお店になってくると、お店を選ぶ基準は「田中さんが働いてるお店に行って、田中さんにお金を入れよう」とか、「知らない人のお店行くくらいなら、友達の鈴木さんのお店行こう」となってきます。

 

大事なのは、「"何"を提供しているか」ではなくて、「"誰"が提供しているか」ということです。

 

つまり、インターネットの登場によって

 

機能検索→人検索

 

になった。と言えます。

 

 

 

▼人検索の時代の商品とは

先述した通り、「人検索」になったことで大事になったことは「"何"を作るかではなく"誰"が作るか」です。

 

好きな人のお店と嫌いな人のお店でほとんど味が一緒なら、そりゃ当然、好きな人のお店に行きます。

 

この「人検索」の時代に大事なことは、

自分の商品をファングッズとして捉えることです。

 

ラーメン屋さんの長谷川さんが売っているのはラーメン🍜ではなく、長谷川さんのファングッズである。と捉えることです。

 

ラーメンを食べ物として考えるのではなく、アイドルのグッズと同じジャンルのものとして捉えるということです。



僕たちがアイドルのグッズを買うときのことを考えてみて欲しいのですが、、、

 

グッズに機能性を求めますか??

 

いいえ、求めません。

 

僕たちがアイドルのタオルを買うときは、タオルの吸汗性、材質などに魅力を感じて買っているわけではありません。

 

「このタオルを買ったらこの何割かは欅坂46に還元される。欅坂46を応援できる!」と分かっているから、100均のタオルではなく、少し高い欅坂46のタオルを僕たちは買うわけです。

 

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この「購入」というより「支援」に近い感覚がアイドルだけではなく、ラーメン、家具、車屋さん、、、全ての商品(サービス)に当てはまってきているんです。

 

自分が提供している商品(サービス)は自分のファングッズである。と捉えることがすごく、すごく大切なんですね。

 

となってくると、、店主がやらなきゃいけないことは自ずと見えてきます。

 

 

自分のファンを作ることです。

 

支援したくなる「あの人」になることです。

 

 

▼ファンの作り方①これだけは押さえなきゃいけない鉄則

 

これまでファン作りというのはアーティストとか、お笑い芸人とか、アイドルだけがやってきました。

 

飲食店とかはファンなんか作らなくても、安くて美味いもの提供していればお客さんは来たわけです。

 

しかし、インターネットの登場により情報はシェアされ、簡単にパクられるようになってしまい、「値段」や「味」などの機能面での差別化が難しくなりました。

 

電気屋さんだろうが、車屋さんだろうが、ラーメン屋さんだろうが、"ファン作り"をやらなければいけなくなったのが「人検索」の今の時代です。

 

では、そのファンを作るためにはどうしたらいいのでしょうか?

 

 

ファンを作る上で絶対に押さえておかないといけないポイントは、

一度逃したお客さんは二度と帰ってこない

 

ということです。

 

例えば、よくある失敗は演劇のチケットノルマ制。

1人20枚売ってくれたら舞台出させてあげます。みたいなやつ。

 

舞台に出るためには面白くなくても売らなければいけなくなります。

 

20枚をなんとか友達に売れて友達が来てくれたとして、その作品が面白くないとしたらその20人の友達は二度と自分の作品に足を運んでくれません。

 

つまり、チケットを売ったことで、お客さんを減らしているという状態です。

 

だから、この場合はチケットを売ってはいけなかったわけですね。

「あの人の作品面白くないよね」となれば自分のファンが減ってしまうので。

 

この鉄則は必ず押さえておかないといけません。

 

 

▼ファンの作り方②退会者を減らせ

そもそも、ファンの増え方というのは2パターンあります。

 

  1. 新規ファン獲得する
  2. 退会者を減らす

 

この2パターンです。このうち頑張らなければいけないのは②の退会者を減らすということです。

 

なぜなら、退会者を減らさないことにはどれだけがんばろうが、穴の開いたバケツに水を注ぐかのように、どんどん抜けていってファンが増えることはないからです。

 

ファンを増やすためにはまず穴を埋めてから水を注がなければいけません。

 

このオフェンスかディフェンスかでいうディフェンスを頑張らなければ、どこまでいっても自転車操業でファンが増えないわけです。

 

だから退会者減らす作業を頑張らないといけないわけですが、どうすれば退会者を減らせるのでしょうか?

 

今回は西野さんが提案してるいくつかの案のうち一つを紹介します。

 

 

「天才万博」に学ぶファンの作り方

 

西野さんは少し前まで西野亮廣独演会を毎年やっていました。2000人規模という芸人1人のトークライブとしては異例の規模です。

 

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西野亮廣独演会 2015 in 日比谷公会堂

 

 

この単独ライブで西野さんがファンを流さないためにやっていた工夫は

 

「打ち上げ場所を指定する」です。

 

ライブ終わりの打ち上げ場所を指定して、ファン同士で交流するようにさせたわけですね。

 

 

すると、

Aさん、Bさん、Cさんという3人のファンがいたとして、その打ち上げ場所に3人が集まります。もちろんその場で交流して3人で仲良くなります。

 

もしもこのうちのAさんが「西野飽きたな…」とファンを辞めようと思ったとします。

 

このときAさんはBさんとCさんともちょっと距離をおかないといけなくなります。

 

これによってAさんは西野亮廣のファンを辞めにくい状況になっているわけですね。

BさんCさんの存在によって、西野さんのファンを辞めるコストが高い状態です。

 

 

つまり、退会者を減らすためにはどうすればいいかと言うと、結論はシンプルで、「お客さん同士を接着させて、お客さん同士仲良くさせちゃう」です。

 

 

こうすることによって、

Aさんがライブに足を運ぶ理由が「西野亮廣のパフォーマンスを見るため」というのはもちろん、「Bさん、Cさんと会うため」でもあるんですね。

 

ライブに行く理由が増えています。

 

西野亮廣独演会がAさん,Bさん,Cさんの待ち合わせ場所として機能している状態です。

 

 

 

年末に天才万博という音楽フェスを毎年西野さんたちは開いています。

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このフェスも必ずお客さんの交流場所が用意されています。

 

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これは「【0次会】天才万博ぼっち参加を無くそうの会!」

天才万博行く前にみんなで集まって一緒に行こうぜってやつです。

僕は今年も天才万博に行く目的の一つは、

「ここで仲良くなった人たちにもう一度会いたい」です。

 

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これも同様にみんなで集まって一緒に行こうぜ!ってやつ。

集まってる人は全員大学生サロンメンバーです。

同世代の仲間たちとここで密な交流をして仲良くなってそのまま天才万博で一緒に騒ぎまくる。。

 

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こんだけ仲良くなっちゃったら、また会いたいってなるのは当然です。

 

 

 

そして、さらに天才万博の面白いところは

「お客さんは出演者を知らない」ということです。

 

そんな音楽フェスある?(笑)

 

お客さん同士がくっついて、くっついて、くっついて…を繰り返しまくった結果、もはや主役がいなくても成り立つくらいになったんですね。

 

お客さん同士を交流させて、お客さん同士の待ち合わせ場所になる。

 

というのが退会率を減らす一つの戦略です。

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次回part3 『盛り上がるギフト経済!』に続く

 

 

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