冨山陽平のブログ🤗

中央大学で国文学を学んでおります。ゆる~~く続けていくつもりです。暇な時に見てくださいな

西野亮廣オンライン講演会part1 サービスのBBQ型がもたらした変化

ここにきてオンライン英会話のモチベーションが爆上がりしている冨山です。将来の夢は国際結婚です

 

 

さて、本日はキングコング西野亮廣オンライン講演会でした。

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せっかくなので記憶に新しいうちに復習として、全部は無理ですが、ここに内容をシェアしようと思います!

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▼挑戦を阻むもの

僕たちは色々な人に「チャレンジしよう!!」

「夢に向かって頑張ろう!!」と言われますし、僕たちが他の人にこのようなことを言うことはよくあります。

 

しかし、その挑戦を阻むもの。挑戦していくと必ずぶつかる問題。というものについて教えないまま「チャレンジしなさい」というのは無責任な話です。

 

そこでまず"僕たちの挑戦を阻むもの"というものを明らかにしておきたいです。

 

それは、

 

  1. お金
  2. 広告

 

大きく分けてこの2つです。

 

ケーキ屋さんをしようと思ったらその家賃や、スタッフの人件費を払い続けなければいけないし、芸人になって単独ライブをしようと思ったら多くの人に知ってもらわなければいけません。

 

僕たちはこの2つの問題を常に解き続けなければいけないわけですが、ここで気を付けないといけないのが、これは学校では教わらないということ。

 

学校の先生も当然こんなことは教わってきていないので、学校で教えるのは無理です。

 

僕たちは解き続けなければいけないこの「お金と広告」という2つの問題について全く教わらないまま社会に放り出されてしまう。

つまり、成功する確率がかなり下げられてしまった状態で社会に出て行く。ということです。

 

 

▼45歳リストラ時代

現代の会社にとって、最大のリスクは人件費になり、45歳でリストラ、自主退職する流れになってきました。

会社が終身雇用という形で守ってくれる時代は終わり、会社は社員を守りきれなくなってきました。

 

45歳でリストラされてもまだまだ働かなきゃいけないわけですが、当然、会社は45歳にもなった、頭が固く、体力もない中年オヤジを新しく雇おうとはしません。

中年のオヤジ取るくらいなら若手取ります。

 

また、A社がいらないって言った人材はB社からしてももいらない人材でしょうしね。

 

そうすると、中年オヤジは商売をしなければいけなくなるということです。

自分で何かしらを売らないといけなくなるということです。

 

ここが数十年前と大きく違うのですが、

誰からも雇われない未来が見えているので、職業の種類に関わらず、マーケティングスキル(商売戦略)は国民全員が身につけておかないと明日食いっぱぐれる可能性があるということですね。

 

この現実を踏まえてこれからの話を聞いください。

 

▼サービスのBBQ型がもたらした変化

本題に入る前に一つ用語の説明を。

 

  • レストラン型… 完成品をお客さんに提供するエンタメ。一方通行
  • BBQ型…お客さんと一緒に制作して、完成させる過程も一緒に楽しむエンタメ。双方向。

 

時代の流れが早い昨今、クオリティの定義が大きく変わりました。

 

これまで"クオリティ"と言ったらその完成品の質の高さのことを指していたと思います。

レオナルドダヴィンチの絵めっちゃ綺麗!とか、あそこのラーメンのスープ美味しいとか。

 

つまり、レストラン型のエンタメですね。

 

しかし、最近になってSNSが普及したことでBBQ型の需要が上昇してきています。

 

みんなが"いいね!"を貰いたくなってきた。そうなってくると、

「ディズニーランド行ってきました!」よりも

「ディズニーランド作ってます!」とかの方が、すげぇな!!ってなりますよね(笑)

 

「サクラダファミリア見にきました!」よりも、「サクラダファミリア作ってます!」の方がいいねを貰えるわけですね。

 

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まだ制作途中のサクラダファミリア

 

ここにきてクオリティの定義が大きく変わってきています。

 

クオリティというものが

質の高さ(レストラン型)

お客さんが参加できる余白の設計度合い(BBQ型)

 

と変わってきています。ここをしっかり捉えられているかで大きな差になるということです。

 

西野さんが一昨年開催した『サーカス〜世界一楽しい学校〜』というイベントでは「B席」「A席」「S席」「スタッフになれる権」のチケットを販売したところ、「スタッフになれる権」が1番最初に完売したそうです。

 

BBQ型のエンタメという発想が頭にない人から見たら「お金を払って働いている」という搾取されている状態に見えます。

 

しかし、そうではなくて、

エンタメを受け取ることよりエンタメに参加する方が満足度が高い。

 

満足度が高い方にお金を払っている。というすごくシンプルな理屈なわけですね。

 

ここを押さえておかないと

「なぜうちのサービスはこんなに素晴らしいのに売れないんだ!」

「なぜうちはスタッフの教育が完璧なのに売れないんだ!」となってしまいます。

 

これは"質"=クオリティだと思ってるから起きてしまうミスです。

 

▼どうやって参加余白を設計するか

BBQ型が大事になってくることはお分かり頂けだと思いますが、次に重要なのはどうやって参加余白を出すのか。ということです。

 

ここで一つ考えて欲しいのですが、

もし、僕とあなた2人で何か1つ作品を作る。というときに、2個は確実に売れますよね?

 

作品制作に携わった僕とあなたはさすがにその作品を買うと思います。

 

"理屈"で考えたら答えは出ると思いますが、

作り手を増やせばその人はそのまま購入者になるので作品は多く売れるはずです。

 

2人で作ったから2個売れるなら、5人で作ったら5個売れるし、100人で作ったら100個売れるはず。

 

つまり、

作り手(共犯者)を増やす

ということが大事であることがわかると思います。

 

西野さんは絵本作成の際にクラウドファンディングをよくやりますが、大事なのは支援額ではなく、支援人数。目的は共犯者作りです。

 

「私も『えんとつ町のプペル』作りに携わった」という人をたくさん増やした。ということです。

 

西野さんは『えんとつ町のプペル』を作る際にクラウドファンディングを2度実施しましたが、支援人数は合計で1万人になります。

 

この1万人は作り手の一員ですが、当然自分が作品制作に携わった『えんとつ町のプペル』を全員買っていることでしょう。

 

これが作り手を増やすということです。

 

70億人に向かって売るのではなくて、70億人と一緒に作る。

 

こうやって考えていくと、作り手を増やすために「必要なもの」と「ジャマになるもの」がハッキリしてきます。

 

 

作り手を増やすためにジャマになってくるのは、

著作権です。

 

著作権というのは、「この作品の作り手は私だけー!!」とやってしまう権利なので。

 

これからのBBQ時代には"著作権"をできるだけ曖昧にして、たくさんの人が参加できる余白を作ってあげることが大切ということです。

 

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絵本えんとつ町のプペルのキャラクターを使ったプペル電車。

絵本作者の西野さんはこの存在をTwitterで知ったんだって!笑

↓当時の記事『著作権についての注意』

https://lineblog.me/nishino/archives/9276033.html

 

▼情報解禁日とかいるの?

BBQ型が浸透していくと純粋な意味での"お客さん"がこの世から消えます。

みんな作り手側に回って、お客さんと作り手の境界線がどんどん曖昧になっていくので。

 

そうなってくると"情報解禁日"という文化がいかに時代錯誤であるかがよく分かります。

 

文字通りの"お客さん"なんかいないのに、誰に向かって解禁するんだ。ということですね。

 

宣伝費さえかければ売れていた1990年代はとっくの昔に終わってしまったので、今の時代にあった売り方を常に模索しなければいけません。

 

企画段階からどんどんお客さん巻き込んで、企画段階から予約を開始できるようにしてしまった方がいいということです。

 

『お客さん』を増やすのではなくて、『作り手』を増やした方がいい。
なぜなら、『作り手』は、そのまま『お客さん』になるから。
そして、『お客さん』なんて、もう存在していないから。

↓西野亮廣『まだ情報解禁日とか言ってんの?』

https://lineblog.me/nishino/archives/9250121.html

 

 

▼売りたいと多くの人に思わせる

何かを売りたいと思ったときに大切なのは「売りたい!」と多くの人に思わせることです。

 

当然ですが、「売りたい!」と思う人が100人いれば1人で売ろうとする100倍の力で売れることになります。

 

では、どうすれば売りたいと思わせることができるんでしょうか?

 

それは、"株"をお客さんに持たせる

です。

 

例えば、YouTubeで「映画 えんとつ町のプペル」と検索するとご覧の通り、たくさんのカバー曲が出てきます。

 

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これは何かというと、

「『えんとつ町のプペル』のカバー曲をYouTubeに載せてくれたら西野がシェアします!!」

 

という「えんとつ町のプペル cover曲企画」を立ち上げたんですね(現在も実施中)

https://ameblo.jp/nishino-akihiro/entry-12564953567.html

 

つまり、

プペルのカバー曲を載せればシェアされて自分のYouTubeチャンネルが広まる。

自分のチャンネルが大きくなる

プペルが売れれば売れるほど、自分のチャンネルが検索されて、広告収益が入る。

 

「えんとつ町のプペル」が売れれば売れるほど、自分が得をするので『えんとつ町のプペル』を本気で売りたい!!と思うようになります。

 

これが「株を持たせる」ということです。

本気で売りたいと思う人を増やすということです。

 

ちゃんと参加する人に取り分が設計されていることで"応援疲れ"が起きないのが良いですよね!

 

 

 

次回part2 機能で差別化できない時代だけどどうする?に続く

 

toyawayhand.hatenablog.com

 

 

 

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